- 結婚式の引き出物としてカタログギフトを贈りたい
- お祝いのお返しにカタログギフトを贈りたい
- カタログギフトの相場を知りたい
こんにちは。
カタログギフトソムリエのユウです。
贈り物選びでカタログギフトが有力候補になったけど、
一体どれくらいの金額を選べばいいかの困っていませんか?
この記事ではカタログギフトの特徴や相場についてご紹介いたします。
カタログギフトの特徴について
カタログギフトの大きな特徴として、複数のコースが用意されている点があります。
販売元によってコースの内容は様々ですが、大体3〜5のコースが用意されています。
例えば、カタログギフト大手のリンベルが販売している「47CLUB グルメカタログギフト」には、3つのコースが用意されています。
■金額:¥3,850(税込)
■ページ数:130ページ
■掲載点数:約120点
■金額:¥5,500(税込)
■ページ数:130ページ
■掲載点数:約130点
■金額:¥11,000(税込)
■ページ数:130ページ
■掲載点数:約120点
コース名 | 金額 |
ライトコース | 3,000円台 |
ベーシックコース | 5,000円台 |
プレミアムコース | 10,000円以上 |
もちろん金額が高いほど良い商品が掲載されています。
では、これら3つのコースからどれを選べば良いのでしょうか。
「ベーシックコース」か「プレミアムコース」のどちらかを選ぶ
結論から言うと、「ベーシックコース」か「プレミアムコース」のどちらかを選ぶことをおすすめします。
「ライトコース」はおすすめしません。
なぜなら、カタログギフトにはシステム料という仕組みがあり、ライトコースには良い商品が掲載されづらくなっているためです。
システム料とは、カタログギフトの販売元がカタログギフトに掲載する商品を選別したり、販売管理するための手数料のことです。
ポイントはこのシステム料がカタログギフトの販売価格に関わらず、一定金額であることです。
通常、システム料は500円〜1,000円になります。
カタログギフトの販売価格が3,000円であっても、10,000円であってもシステム料は変わりません。
仮にシステム料を500円とした場合、以下のような差が出てきます。
▶︎ 10,000円(システム料:約5%)
3,000円のカタログギフトの場合、実に2割弱がシステム料にあてられてしまいます。
カタログギフトに掲載される商品は、販売価格からシステム料を引いた金額内に収まるものが選ばれるため、販売価格に占めるシステム料の割合が多くなるほど、掲載される商品のクオリティが下がってしまうのです。
カタログギフトを受け取った側からすると「欲しい商品が全然ないんだけど…」という風に、かえって悪い印象を持ってしまいます。
私は様々なカタログギフトに目を通しましたが、5,000円が最低ラインの印象を持ちました。
これを下回る場合はカタログギフトではなく、別の商品を贈ることをおすすめします。
また、基本的にどのカタログギフトも購入前に中身を確認することができるため、ぜひご確認されることをおすすめします。
カタログギフトのメリット
カタログギフトは贈り先が自由に商品を選べるのが大きなメリットですが、
贈り元にも、商品を変えずに金額を調整できるというメリットがあります。
上記のように様々なコースが用意されているため、贈る相手が複数人の場合はカタログギフト自体はそのままで、お祝い金の額や相手との関係性によって金額を調整することができます。
これにより、相手に合わせてどんなギフトを贈るべきか悩む必要がなくなり、ギフト選びの負担を軽減させることができるのです。
カタログギフトの相場っていくらなの?
それではカタログギフトの相場についてご紹介します。
様々なサイトを参考にし、上記のシステム料も考慮した上でまとめた表が以下になります。
親族 | 上司 | 友人・同僚 | |
結婚式の引き出物 | プレミアムコース (10,000円〜) | プレミアムコース (10,000円〜) | ベーシックコース (5,000円〜) |
結婚の内祝い | プレミアムコース (10,000円〜) | ベーシックコース (5,000円〜) | ベーシックコース (5,000円〜) |
出産の内祝い | ベーシックコース (5,000円〜) | ベーシックコース (5,000円〜) | その他ギフト |
香典返し | 半返し | 半返し | 半返し |
結婚式の引き出物
結婚式の引き出物にかける金額について、代表的な考え方は以下の2つがあります。
- 披露宴で提供する飲食費の1/3の金額にする
- ご祝儀の金額を想定し、それに合わせた金額にする
①のケースは新郎新婦によって大きく変わるため、本記事では割愛します。
②のご祝儀については大体の相場があります。
- 親族:5万円
- 上司:3〜5万円
- 友人・同僚:3万円
これらの金額を踏まえると、親族と上司に対しては少し良いカタログギフトを贈ると良いかもしれません。
結婚の内祝い
結婚式には招待できなかったけど、結婚の報告をしたらお祝い金を頂いた、なんてこともあります。
この場合には結婚の内祝い(お返し)を贈るのが一般的です。
お祝い金はご祝儀よりは少し金額が低くなります。
したがって、必要に応じてプレミアムコースをベーシックコースに変更すると良いでしょう。
出産の内祝い
出産のお祝い金は結婚のお祝い金よりも低い金額になるのが一般的です。
ベーシックコースを中心に考えると良いでしょう。
また、頂いた金額が5,000円〜10,000円だった場合、お返しとして無理にカタログギフトを贈らない方が良いかもしれません。
相手の好みに合わせて贈り物をする方が、相手の方に喜んでもらえると思います。
香典返し
香典返しは「半返し」が一般的となっています。
香典の金額に合わせて適切なギフトを選ぶと良いでしょう。
まとめ
本記事ではカタログギフトの特徴と相場についてご紹介いたしました。
改めてポイントをまとめておきます。
- カタログギフトには大体3つのコースがあるが、システム料の関係で5,000円以上のコースを選ぶのがおすすめ
- 贈り元のメリットは商品を変えずに金額を調整できること
- 利用シーンや贈る相手に合わせて最適な金額を選びましょう
お役に立てましたら幸いです。